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chrony で NTP サーバを構築する

chrony は NTP のクライアント/サーバのミドルウェアです。
時刻を正確にするために導入します。

CentOS 7 からは ntpd に代わって chrony が標準となっています。

検証環境

  • CentOS 7
    • server01 (192.168.33.11)
    • server02 (192.168.33.12)
  • chrony 2.1.1

今回は2台の CentOS を使って検証します。
server01 をサーバ、server02 をクライアントとして用意します。

タイムゾーンの変更

Vagrant で作ったあとに時刻を確認したらイギリス夏時間だったので、
タイムゾーンも日本に設定します。 ※ 現在夜の23時台くらい

# timedatectl set-timezone Asia/Tokyo

# timedatectl status
      Local time: Mon 2017-04-17 23:10:25 JST
  Universal time: Mon 2017-04-17 14:10:25 UTC
        RTC time: Mon 2017-04-17 23:10:25
       Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900)
     NTP enabled: yes
NTP synchronized: yes
 RTC in local TZ: yes
      DST active: n/a

chrony インストールと起動

yum で chrony パッケージをインストールします。

# yum -y install chrony

パッケージ名とは異なり、デーモンの名前は chronyd です。

# systemctl start chronyd
# systemctl status chronyd

サーバ側の設定

server01 のマシンで操作します。

NICT と同期

同期する時刻サーバの設定を追加します。

[root@server01 ~]# vi /etc/chrony.conf

server の部分を NICT の時刻サーバと同期する設定に変更します。
また、後ほど設定する server02 がクライアントとして接続するため、
192.168.0.0 のネットワークも許可します。

server ntp.nict.jp iburst

allow 192.168/16

同期の確認

chronyd を再起動し、同期を確認します。

[root@server01 ~]# systemctl restart chronyd
[root@server01 ~]# chronyc sources
210 Number of sources = 1
MS Name/IP address         Stratum Poll Reach LastRx Last sample
===============================================================================
^* ntp-a2.nict.go.jp             1   6    77    42   -148us[-2816us] +/- 3731us

左の項目 MS^* が表示されていればサーバと同期が出来ている状態です。

クライアント側の設定

server02 のマシンで操作します。

server01 と同期

今度は NICT ではなく先ほどの server01 をサーバとして同期します。

[root@server02 ~]# vi /etc/chrony.conf
server 192.168.33.11 iburst

allow 192.168/16

同期の確認

chronyd を再起動し、server01 との同期を確認します。

[root@server02 ~]# systemctl restart chronyd
[root@server02 ~]# chronyc sources
210 Number of sources = 1
MS Name/IP address         Stratum Poll Reach LastRx Last sample
===============================================================================
^* 192.168.33.11                 2   6   377    37   +396us[ +480us] +/- 3930us

server01 との同期が確認できました。

参考サイト